2013年2月10日

0366-狭小邸宅


「狭小邸宅」? 最近読んだ小説のタイトルです。第36回すばる文学賞を受賞した作品です。

この小説の主人公は不動産会社の新人営業マン。その成長ぶりを綴るような内容ですが、その内容がとてもリアルというか...実際に私が物件探しにおいて体験したことがいろいろ登場します。

主人公ごしに見える業界の裏話...。お決まりの営業トーク、まわしの物件紹介、かましの電話...ここぞと言う時の上司の登場...など、物件探しを実際に経験したことのある人なら、ひとつやふたつ、「ある!!! ある!!!」といった場面が描写にでてきます。

とてもおもしろく、読みふけりました。

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