2011年10月1日

0338-地質と地盤

本日、地区の公民館で、「地区の地質・地盤の成り立ち」という無料講座があり、聴講してきました。こういう地区のカルチャー講座に参加するのは初めてです。この手のカルチャー講座、参加者は地区のご年配の方ばかりだろうと想像していましたが...やはり、そのとおりでした...。
50名ぐらいの方が参加していましたが、おそらく私が最年少だったでしょうね...。

とにかく、私としては今住んでいる地区の地質や地盤というものをもっと知りたかったわけです。
「家」を建てた後で、今更この地区の地質や地盤を聞いたところで、どうすることもできない訳ですが、自分の住んでいる土地がどういう地質や地盤で、どういう過程で形成されたかなんて知りたいじゃないですか。

「家」を建てると決め、「土地」探しを始めた頃から、土地の地質や地盤には興味がありました。このブログでも何度か書いていますが、役所に出向き、過去の水害情報を調べたり、インターネットで軟弱地盤や土地の形状を調べたりなど...事前にある程度のことは調べて、今の土地を購入しました。

我が家は高台ではなく、むしろ低地に位置しています。近くには一級河川が流れており、それだけに過去の水害情報は念入りに調べ、一応,水害が多発する場所ではないということで、この場所を選定しています。
今日仕入れた新たな情報では、我が家の場所は低地でも「自然堤防」という河川から流された砂などが堆積してできた土地。なので、低地の中でも少し「微高地」なのだそうです。

「土地」探しで重視することといえば、やはり、その土地が昔どうだったかは重要になります。
今はどこの場所も宅地造成が進み、普通に住宅地となっている場所でも、昔は河川や沼地で水害が多発する、または多発していた地区だったりするわけですよね。

予算との兼ね合いで、誰もが条件の良い土地ばかりを購入するということはできませんが、自分が納得する意味でも、その土地の情報はできるだけ集めて、事前に調べた方がいいですね。
今は役所で、ハザードマップが入手できるし、場所によってはインターネット等で古地図なども見れたりもします。ちなみに私が今住んでいる地区の昭和初期の古地図をみると、一帯が「鍬畑」でした。なので、少し調べればこのような情報はすぐに入手できます。

「不同沈下」「液状化」「水害」等々... いろいろありますからね...。「土地」探しも慎重に...ね。

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