2008年11月11日

0105-家の近くで売地がでました

先週末の新聞の折り込みチラシで気になる「物件」がでました。
「駅徒歩13分/148平米/2,880万円/土地」です。
価格の2,880万円は高くて予算外物件となってしまうのですが、土地の広さや駅徒歩の距離等々を踏まえるとお買い得物件のはずです。相場の価格よりかなりお買い得プライス!
ただ、予算外なので、気になるけど、問い合わせやめようかなとも考えていたのですが、家の近くだし、週末は現地見学会開催!なんてチラシにも書いてあったので、ど〜せダメもとで、現地に散歩がてら行ってみることにしました。
チラシの諸条件の欄に小さく書かれた「重要告知事項あり」の言葉がとても気になっていたので、その真相が知りたいという興味本位もありましたけど...。

さてさて、現地の状況といえば、現状は古家が建っています。(かなりの築年数)で、高台の傾斜地に立地しているので、「擁壁」があります。前にも書いたけど、この「擁壁」はくせ者ですよね。「なるほど、この擁壁が重要告知事項か...」って思って現地のスタッフに尋ねたら、どうやら重要告知事項は別にあるらしい。よくよく話を聞くと隣地との境界の庭先に「古井戸」があるとのこと。この「古井戸」は隣地住人了承のもと、埋め立てる予定とのことらしいが、これが重要告知事項ね。納得。

「井戸」って「井戸端会議」って言葉があるぐらいだから、昔の地域コミュニティにとってはなくてはならない存在。まして生活水を確保するためにも、とっても大事なものですよね。
だだ、一方で「古井戸」ってなると、「陽」のイメージではなく、むしろ「陰」なイメージですよね。お〜恐っ!あとは、「井戸」っていうからにはその土地の下には「水源」が走っているってこと。なにかの弾みで「地盤沈下」ってことにもなりかねないしね、要注意。
さらにこの土地は、もともとが傾斜地の為、「盛土」で造成している土地らしく、地盤改良の杭の施工が必要らしいです。
「擁壁」+「古井戸」+ 「地盤改良」
こりゃ、結構「お金」のかかる土地だこと...。相場より安い2,880万円。納得の価格です。

そして、今日?かな。建築士による土地の測量と調査を行うとのこと。で、「擁壁」等々、現状のものを生かせるか?現行の建築基準法に適合できているか等調べて、結果、どれぐらいの諸経費の上乗せが必要かを判断するそうです。
ダメもとですが...。調査の詳細結果を伝えてもらうことにしました。99%手の届かない「物件」だと思いますが、1%の淡い期待を込めて、結果を伝えてもらうまで、楽しい「夢」でも見ることにします。

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