2007年8月6日

0014-ル・コルビュジエ展

2007.08.05/
「ル・コルビュジエ展」にいってきました。ル・コルビュジエ(Le Corbusier)は1887年スイス生まれの建築家で、主にフランスで活躍。近代建築の三大巨匠と呼ばれています。ちなみにあとの2人はフランク・ロイド・ライトとミース・ファン・デル・ローエ。
会場では彼の愛用の「眼鏡」が展示してありました。彼の「写真」は何度か見たことはありますが、その彼の愛用の「眼鏡」が「今ここにある」。なんだか不思議な感じでした。
平面の世界でしか知り得なかった彼の存在が、なんだか立体的な存在に感じました。(妙な表現ですがわかります?)また、彼の設計した建物やアトリエの1/1のモデルがあり、実際に室内を体感することができます。写真や図面、模型よりリアルな体験です。

あと、同日開催のパブリックプログラムで、黒川紀章氏「ル・コルビュジエの精神と近代」も聴講してきました。黒川紀章氏は 1934年生まれの日本を代表する建築家。最近は東京都知事選や参議院選に出馬したりとなにかと話題ですよね。でも今回黒川氏の講演を聴講して私が感じたことは黒川氏は「建築家」であり、「哲学者」だということ。「建築家」は「哲学」の領域までカバーしないといけない職種なんですね。最近TVで見ていた姿とは印象が全然違っておりました。(建築に携わっている人はすでにご存知なのかもしれませんが...)私には新鮮でした。

ともあれ、偉大な「建築家」2人に触れることができた日でした。

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